
採用情報
初期研修を希望される皆さんへ
佼成病院は2014年9月に新築された最新設備を誇る非常に綺麗な病院です。急性期病床、慢性期病床、緩和病床を備え、救急医療にも力を入れております。杏林大学の教育関連施設となっており、安全で質の高い医療の提供を目指し職員一同努力しております。
当院は病床数340床の中規模病院です。特長的な点として、地域に密着した医療が体験できること、診療科の垣根を超え横断的に学習できることなどが挙げられます。募集定員も1学年2名と少人数のため、研修期間中にたくさんの症例・手技を経験できるのも大きなメリットといえます。研修する先生方の悩みに対応するため、気軽に相談できる指導医を決め、定められたプログラムの中で研修医の先生の希望に合わせた研修が可能です。研修期間中は充実した時間が過ごせるように病院をあげて協力を致しますので安心して応募して下さい。簡単ではありますが、研修各科の紹介を掲載しておりますので、どうぞご覧ください。
院長 市村正一
2023年度臨床研修プログラムおよび医師臨床研修に関する様式等
臨床研修プログラムについてはこちらをご覧ください。
★2024年度臨床研修プログラム
医師臨床研修に関する様式等はこちらをご覧ください。
★医師臨床研修に関する様式等
病院見学会について
現在は実施しておりません。2024年以降の見学につきましては決定後掲載いたします。
2023年度 臨床研修医 2次募集
- 採用人数
- 1名
- 応募資格
- 第118回 医師国家試験合格見込みの者
- 応募期間
- 2023年11月4日(土)必着
※封筒に「研修医選考試験応募書類在中」と記載のうえ 佼成病院 職員教育室宛てに郵送してください。 - 試験日程
- (1)日時
2023年11月10日(金) 14:00開始
2023年11月13日(月) 14:00開始
※上記選考日の第1・第2希望日を決め、応募書類の「履歴書・願書」の「採用試験受験希望日」の欄に記載してください。選考日は改めてご通知いたします。
集合時間 13:30(佼成病院 正面玄関)
(2)会場
佼成病院 会議室
(3)選考方法
適性検査、面接
*適性検査は事前に実施(オンライン)。
試験当日は、面接となります。
※詳細についてこちらからご覧ください。 - 応募書類
-
①履歴書・願書(指定書式・写真貼付、自書のこと)
※用紙はこちらを使用ください(履歴書・願書)1通 ②健康診断書(大学で実施されたもので可) 1通 ③成績証明書 1通 ④卒業見込証明書 1通 - 結果発表
- 選考結果は11月15日までにご通知いたします。
- 身分および待遇
- 佼成病院の研修医(常勤)として採用し、規定に基づき手当てを支給します。
詳細は、当院 「2024年度臨床研修プログラム」をご参照ください。 - 問い合わせ・書類送付先
- 〒166-0012 東京都杉並区和田2-25-1 佼成病院 職員教育室
TEL 03-3383-1281(代表)
診療科の特長
内科
内科では内科的疾患の診療を通して、臨床医として基本的な知識、技術を習得することを研修目標としています。
消化器・呼吸器など各分野での臨床経験を通し、総合内科としてプライマリ・ケアが習得できるよう配慮しています。
外科
当科では消化器一般外科を中心に、初期臨床研修に必要な手術・検査手技を習得出来るよう、万全の体制を整備しています。消化器外科・内科系、全ての研修修練施設認定施設でもあります。トピックスである内視鏡手術も最新の機器を使った、最先端の外科治療を経験することが可能な施設です。大学などでは経験出来ない、臨床教育を受けてみて下さい。
小児科
小児科では地域医療に貢献できるよう、新生児から原則中学3年生までの診療を行っています。近隣には大学病院が多くありますが、その大学の先生方の応援をいただきながら、2ヶ月の研修で救急疾患、慢性疾患のみならず、健診や予防接種などの小児保健分野まで、幅広く学んでいただきます。総合病院ならではの他科との連携により、多くの いわゆるcommon disease について研修することができます。
産婦人科
当科はクリニックや高次医療施設と連携を取りながら、地元に密接した地域医療を担う産婦人科として、外来・分娩・手術等、産婦人科医療全般に対し、大学附属病院とは異なったコンパクトさで対応しております。日本産科婦人科学会認定専門医、日本産婦人科腫瘍学会認定専門医、日本臨床細胞学会認定細胞診専門医、日本医師会認定産業医、スポーツドクター他、資格を有した医師らによる診療面は勿論のこと、学会発表や登録施設としての臨床試験、大学病院から毎日交代で来る非常勤医師との情報交換など、その内容は多岐にわたっています。
循環器内科
循環器内科には現在7名のスタッフがおり、研修医ひとり一人に指導医を付けることができるので、循環器診療全般(外来・救急・入院・検査など)についての研修が可能です。
具体的には、心エコー検査などの基本検査以外に心臓核医学検査も院内で行っており、心臓カテーテル検査および治療、ペースメーカー治療なども経験できます。また、循環器内科専用カテーテル室と最新鋭のCTおよびMRIが稼働しており、ソフト面・ハード面ともに充実した研修が行える体制を有しています。私たちと一緒に、地域の循環器医療の担い手となる人材をお待ちしています。
麻酔科
麻酔科では術前の診察や麻酔計画を通し、全身管理を学んでいただきます。また、各種ライン確保・マスク換気・気管挿管・脊椎麻酔など、将来 どの科に進んでも役立つ、基本的な技術を身につけることを目標にしています。
340床と中規模の病院ではありますが、外科・脳神経外科・整形外科・形成外科・産婦人科・泌尿器科など、多岐にわたる麻酔を経験できます。また、手術の麻酔だけにとどまらず、術後疼痛管理を含めた研修ができるのも特長の一つです。ぜひ一緒に働きましょう。
ローテート例
1年次
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリエンテーション~内科 | 内科 (消化器、腎臓、 呼吸器) |
外科 | 循環器 | 救急研修 |
例1
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
産婦人科 | 小児科 | 皮膚 | 形成 | 地域医療 | 精神科 | 麻酔 | 眼科 | 耳鼻 | 緩和 |
2年次の履修例
例1
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
産婦人科 | 小児科 | 皮膚科 | 形成 | 地域医療 | 精神科 | 麻酔 | 眼科 | 耳鼻 | 緩和 |
例2
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
産婦人科 | 小児科 | 放射 線科 |
内科 (糖尿病) |
地域医療 | 精神科 | 内科 (糖尿病) |
内科 (糖尿病) |
内科 (糖尿病) |
緩和 |
例3
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小児科 | 産婦人科 | 形成 | 皮膚科 | 地域医療 | 精神科 | 皮膚科 | 眼科 | 緩和 |
その他
- 当院は協力型臨床研修病院として、東京都立松沢病院・総合東京病院・新渡戸記念中野総合病院からの研修医の受入を行っています。
- 2年次の最終月は、選択期間ですが、緩和ケア履修を推奨しています。
- 精神科領域については都立松沢病院での研修となります。
- 小児科研修については2ヶ月のうち1ヶ月を杏林大学医学部付属病院での研修となります。
インタビュー

研修医委員長
インタビュー
研修管理委員会 委員長
高橋 信一
当院の研修の特長
佼成病院の研修医の定員は2名です。ですので、ひとりずつをよく見させていただくことができるんです。隣に研修医の先生方の机があり、何かあればすぐ来てくれます。顔の見える関係、と言うのでしょうか。
また、当院には指導医資格を持っている医師が多くいます。杏林学園教育関連施設ということもありますが、皆さん研修医の先生方の教育に非常に慣れています。色々な学会の認定施設にもなっています。そういうところも佼成病院の特長の一つです。
学んでほしいこと
医師は技術や知識だけでなく、心も鍛えないといけない、それが一番難しいのです。
例えば、亡くなっていく患者さんにどう対応するか、ご家族にはどう接するかなど、非常に難しく口で教えることはできません。身近に兄貴分の先生がいることで、そういう時の対応を近くで見ることができ、心を鍛えることができます。
当院は職員みんなが明るく、きちんと挨拶もできます。そういう雰囲気の中で研修できるということは非常に素晴らしいと感じています。
委員会の運営で注意していることは?
診療科ごと垣根が出来てしまわないよう、家庭的な雰囲気を保ち、困った時にはすぐに助けられるよう気を配るようにしています。研修プログラムについても、目標を一つひとつ達成できるようフォローするように気を付けています。でも、今年入ってくれた2名の先生方、一生懸命ですので“教えがい”もあるんですよ(笑) 若い先生方がいてくれると病院が活性化します!今後は定員も増やせるといいなと考えています。
