地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟をご活用ください

 佼成病院では新病院に移転した2015年より、将来の人口動態と独居高齢化が更に進むと予想されている地域の状況を考え、急性期病床に地域包括ケア病床を加えた病床再編の検討をスタートしました。緊急性が高く重症度の高い患者さんは従来の急性期病床で対応し、緊急性は高いが重症度がそれほど高くない患者さんは効率的で円滑な運用を目的として地域包括ケア病床を利用するように計画しました。
 私は、病院は社会に求められ、必要とされなければその存在価値は無いと思っています。佼成病院も地域の住民に必要とされ、この病院が無ければ困ると皆様方に思っていただかなければなりません。そのためには、安全で、質の高い医療の提供が求められるわけです。2016年12月に49床としてスタートした地域包括ケア病床を有効に活用して皆様方のお役に立てればと思っております。ご意見、ご要望があれば是非、お気軽に連絡を頂ければ幸いです。国民そして社会が必要としている健全な医療の提供を職員一同、一人一人が自覚して行動していきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

院長 市村正一

地域包括ケア病棟の特長とケアについて

 地域包括ケア病棟は地域と医療をつなぐ架け橋として運用される病棟です。急性期医療が終了した後、すぐに退院して在宅や施設へ戻ることに不安がある患者さんに対し、在宅復帰等に向けた医療、看護、リハビリを行う病棟です。心身の回復を目指し、医師、看護師、病棟専従のリハビリ科のセラピストらにより、在宅復帰等にむけてみんなで支援していきます。また、病棟専任の医療ソーシャルワーカーが退院支援および退院後のケアのサポートをお手伝いさせていただきます。地域包括ケア病棟入院中に病状が変化し、集中的治療が必要と判断された場合には、一般病棟に転棟して、必要な治療を提供することもできるシステムになっておりますので、ご安心ください。
 なお、地域包括ケア病棟の特色の1つに、院外から当病棟への受け入れの流れがあります。院外とは、在宅や施設のことです。対象の患者さんは、本来なら積極的な入院を勧めませんが、1)症状が悪化する前に念のため、2)予防的に早期にケアが必要、などで入院の希望がある方です。このように多様性があり地域に根付いた病棟です。ぜひ、積極的に活用していただければ幸いです。

地域包括ケア病棟 総括病棟医長 小谷 明弘