放射線部

方針・取り組み

 放射線部では、診療科からの画像検査を行っており、診療放射線技師21名(男性11名、女性10名)、看護師、事務員などのスタッフが担当しています。画像診断受付は地下1階に設置されており、全ての画像検査をここで受付けています。放射線科内には、X線一般撮影室2部屋、X線透視TV撮影装置2台、CT装置2台、MRI装置2台、血管撮影装置2台(B1・4F)、核医学装置1台、マンモグラフィ撮影 装置1台、X線骨塩定量装置1台が設置されています。その他、病棟でX線撮影を行うポータブル撮影の業務も担当しています。また、24時間体制で行われている救急医療を支援しています。
  画像診断装置の特性を充分に発揮できるよう、放射線診断医、看護師、事務員、診療放射線技師が鋭意、努力するとともにチーム医療を実践していきます。患者さんが安心して、しかも安全に検査を受けることができるように、そして高画質な画像診断を提供することにより迅速な診断と治療が進められるよう部員一同が努力しています。

取得専門資格一覧

取得専門資格 認定団体 取得者
磁気共鳴専門技術者 日本磁気共鳴専門技術者認定機構 2
核医学専門技術者 日本核医学技術学会 1
超音波検査士 日本超音波医学会 2
マンモグラフィ認定技師 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 6
胃がん検診認定技師 日本消化器がん検診学会 3
放射線機器管理士 日本診療放射線技師会 1
放射線管理士 日本診療放射線技師会 1
医療画像情報精度管理士 日本診療放射線技師会 1
臨床実習指導教員 日本診療放射線技師会 1
X線CT認定技師 日本X線CT専門技師認定機構 3

業務内容

主な検査・治療内容
  1. 胸腹部や全身の骨撮影をする一般撮影
    (一般デジタル撮影装置2台)
  2. 乳房専用撮影(マンモグラフィ)
    (デジタルマンモグラフィ装置1台、マンモトーム(生検用装置)1台)
  3. 造影剤を使用したX線TV検査(胃・大腸・膵胆管部等)
    (FPDデジタルX線TVシステム2台)
  4. 血管撮影装置での検査や血管形成術・薬剤投与等の治療
    (FPDバイプレーンシステム2台)
  5. コンピュータを駆使した断層撮影(CT)
    (マルチスライス256列X線CT装置1台、マルチスライス64列X線CT装置1台)
  6. 磁場を利用した断層撮影(MRI)
    (3テスラMRI装置1台、1.5テスラMRI装置1台)
  7. 放射性医薬品を体内投与し、その分布を検出し体内の機能を画像化する核医学検査
    (SPECT装置1台)
  8. 骨粗鬆症の予防と早期発見の為の骨密度測定
    (全身用骨密度測定装置1台)

主な実績(稼動件数)

項目
2019年度(件)
2020年(件)
一般撮影
23,214
19,496
X線TV
481
519
血管撮影
523
479
CT検査
13,149
15,735
MRI検査
6,331
6,599
核医学検査
302
308
ポータブル
3,626
3,961
骨塩定量
1,079
1,142
乳房撮影
463
359
合 計
49,060
48,569