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便秘外来(小児外科)について

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便秘とは

 便が腸管内に滞った、または便が出にくい状態と定義されます。排便の回数が週に3回未満、5日以上でない日が続く、または排便に苦痛や困難を伴う場合は便秘です。
 便秘にはいったん解除されれば以降の排便が正常になる「一過性便秘」と1〜2か月以上便秘状態が続く「慢性便秘」があります。その他原因からの分類として、腸管に何らかの異常があることで起こる「器質性便秘」と食生活や排便習慣などに問題があることで起こる「機能性便秘」に分けられます。子どもの慢性便秘ではその90〜95%が機能性便秘と言われています。
 子どもで便秘を発症しやすい時期は、個人差はありますが、乳児における食事移行期、幼児におけるトイレトレーニング期、学童における通学開始期となっています。特に2〜4歳の幼児期に慢性便秘になると、食欲がなくなり成長、発達に遅れが出る可能性もあります。慢性便秘が長期にわたり悪化すると、腸管内に多量の硬い便が貯留することで腸がふくらんでしまう状態になり、腸管からの便意を促す指令が弱くなってしまったり、便が漏れてしまうこともあります。

便秘の治療

 便秘の治療は、便の流れのよい状態を保ち、大腸が本来もっている機能を発揮させるようにすることを目標にします。
便秘外来では、生活・排便習慣の指導および薬物療法(下剤、浣腸等)により、子どもの便秘改善に向けた治療を行います。
 便秘の程度によっては長期にわたる治療が必要となる場合もありますが、「便が硬くない状態を維持すること」、「規則正しい排便習慣が確立すること」ができるようになるまで継続的に治療を行うことが重要です。
 排便に苦痛を伴う(排便時に強くいきんでいるがなかなか出せない)、排便後に硬い便に血液が付着しているなどの状態が1〜2ヵ月以上にわたって続いている場合には治療の対象となります。このような症状がお子様にある場合には小児外科外来でお気軽にご相談下さい。

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